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[家電量販店]ポイントはいつ使うのが最も得か?

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タグ: 生活情報

主に家電量販店などで一般的となっているポイント制度.「10%還元!」とか「期間限定+5%!!」などの文字が電化製品売り場に躍っています.

説明するまでもないですが一応書いておきますと,ポイント制度とは,例えばヨドバシカメラで10000円で「ポイント10%還元」の買い物をすると10000×0.1=1000ポイントがつき,次回以降の買い物で1000円分安く買えるという仕組みです.

例えば次に20000円で「10%還元」の買い物をする際に,1000円分のポイントをすべて利用すると19000円で買うことができるのです.また,このとき支払った19000円に対しポイントが10%付与されますので,19000×0.1=1900ポイントを得ることができます.(20000円×0.1=2000円分のポイントが付与されるわけではありません


ポイント制度を余すことなく活用するにはここでひとつ留意しておくことがあります.それは「ポイントをどの買い物で利用するか」を考えることです.

例えば30000円(10%還元)の品物Aと,30000円(20%還元)の品物Bを2回に分けて買う場合を考えてみましょう.
このとき,「品物Aを買ってから品物Bを買い,品物Bの買い物の際にポイントを使う」のと,「品物Bを買ってから品物Aを買い,品物Aの買い物の際にポイントを使う」のとではどちらが得でしょうか?


前者の場合は・・・

品物Aの買い物では30000円×0.1=3000ポイントを得ることができます.
ですので品物Bは30000円ー3000円=27000円で買うことができます.
このとき27000円×0.2=5400ポイントが新たに付与されます.

よって,支払い総額は30000円(品物A)+27000円(品物B)=57000円
最終的に残るポイントは5400ポイントです.


後者の場合は・・・

品物Bの買い物では30000円×0.2=6000ポイントを得ることができます.
ですので品物Aは30000円ー6000円=24000円で買うことができます.
このとき24000円×0.1=2400ポイントが新たに付与されます.

よって,支払い総額は30000円(品物B)+24000円(品物A)=54000円
最終的に残るポイントは2400ポイントです.



支払い総額は後者の方が安くなっていますね.このことから,ポイントを無駄なく使うには「還元率が高い買い物でポイントを貯め,還元率が低い買い物でポイントを使う」ことが重要です.

ヨドバシカメラやビックカメラのような大型店舗ならほとんどの人が継続的に買い物をすると思われるので前者でも後者でも損得はあまり関係ありません(支払額とポイント残数を考えると結局同じだから).

しかし,普段あまり利用しない店(ポイント制度を持つ店)で買い物をする,といった場合は後者の支払方法を選ぶべきです.大体の店ではポイントの利用には有効期限があります.あまり利用しない店に大量のポイントを残しておくのは損です.後者の支払方法なら支払い総額もポイント残数も少なくすることができるのでこちらを利用しましょう.



関連情報:
ヨドバシゴールドポイントカードIC eLIOを活用する (通常ポント+1%の還元が受けられます)
ビックカメラSuicaカードを活用する (通常ポント+1%の還元が受けられます)